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| 更新 2026.06.09 | 13分で読める

軽貨物チャーター案件とは?報酬相場やメリット・デメリットを徹底解説

Edited by

RAISEON JOURNAL 編集部

軽貨物チャーター案件とは?報酬相場やメリット・デメリットを徹底解説

「これから軽貨物ドライバーになりたいけれど、宅配の不在対応や件数プレッシャーはキツそう…。チャーター案件なら初心者でも無理なく稼げるの?」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。

チャーター案件には、一般的な宅配便とは異なる独自の特徴があります。働き方のバランスを重視したい方にとって、ひとつの有力な選択肢になるかもしれません。

本記事では、チャーター案件の仕組みや報酬相場、メリット・デメリット、そして実際の案件の探し方までわかりやすく解説します。自分に合った働き方でスタートを切りたい方は、ぜひ最後までお読みください。

軽貨物のチャーター案件とは?

チャーター案件とは、特定の荷主から車両とドライバーを丸ごと「貸し切り」で依頼を受け、指定された荷物を目的地まで届ける仕事スタイルのことです。「今日の午前中は〇〇工場の専属ドライバーとして動く」というイメージが近く、その日の仕事が完結すれば業務終了となります。

「半日」「1日」といった単位が多いイメージですが、実際には「2〜3時間だけ」「片道1本だけ」といった短時間の依頼から、100km超の中〜長距離まで、拘束時間や距離は案件によって幅があります。

POINT宅配便が「1日に何十個もの荷物を、個人宅に1件ずつ届けていく件数勝負」であるのに対し、チャーター案件は「特定の荷主の荷物だけを、決められた場所へ運ぶ専属型」という点が大きな違いです。

荷物の個数で報酬が変わる歩合制とは異なり、距離や時間ごとにあらかじめ料金が設定されているケースがほとんどです。そのため、「この仕事でいくら」と売上を見積もりやすいのも特徴のひとつといえます。

軽貨物のチャーター案件の報酬相場はいくら?

チャーター案件の報酬は、距離や拘束時間によって大きく幅があります。「いくら稼げるか」は案件内容次第ですが、おおよその目安として以下のように整理できます。

案件の種類 距離・拘束時間の目安 報酬の目安
近距離の短時間・半日チャーター 数km〜近隣エリア・2〜4時間 数千円〜1.5万円台
1日がかり・中距離チャーター 50〜100km程度・6〜8時間 1.5万円〜3万円台
長距離・特殊条件が入る案件 100km超・深夜・特殊荷物など 3万円〜5万円以上

最も件数が多い「近距離の半日〜1日チャーター」の場合、1件あたり数千円〜2万円台が現実的なレンジです。特殊な条件や長距離が加わると単価は上がりますが、毎回そのような案件があるとは限りません。

「チャーター=高単価」というイメージを持ちすぎると実態とのギャップにつながることもあるため、まずは近距離案件から実績を積みながら、徐々に単価の高い案件を狙っていくのが現実的なキャリアの歩み方です。

軽貨物のチャーター案件を選ぶ3つのメリット

宅配便やスポット便にはない、チャーター案件ならではの魅力があります。ここでは実際に働く際のメリットを解説します。

1. スポット便や宅配に比べて報酬が高い傾向にある

チャーター案件の大きな魅力のひとつは、1件あたりのまとまった報酬が得やすい点です。

車両とドライバーを専属で貸し切るという性質上、荷主側のコストは混載便(複数の荷物をまとめて運ぶ形式)よりも割高な設定です。その分、ドライバーへ支払われる報酬も、件数あたりの歩合制が中心の宅配便や単発のスポット便と比べて、1稼働あたりの金額が高くなる傾向にあります。

もちろん、間に入る委託会社の取り分や契約条件によって、手元に残る金額は変わってきます。「チャーターなら必ず高収入」とは言い切れませんが、うまく案件を選べれば、宅配のような膨大な件数をこなさなくても、まとまった売上を確保しやすいのが魅力です。

2. 稼働時間が決まっているためスケジュールが組みやすい

チャーター案件は原則として、依頼された時間帯や移動距離があらかじめ決まっています。拘束時間の目安が立てやすいため、仕事の後の予定も組みやすく、プライベートとのバランスが取りやすい傾向があります。

宅配のように「配り終わるまで終われない」という終わりの見えないプレッシャーがないのは、初心者にとって特に大きなメリットといえるでしょう。また、定期案件(企業配など)と組み合わせてWワークする際も、空き時間にチャーターを1本入れるというスケジュール管理がしやすくなります。

注意
現場の事情(前のトラックの遅れや、納品先でのバース待ちなど)によって予定より延びるケースもあります。「完全に時間通りに終わる」とは限らない点は、あらかじめ念頭に置いておきましょう。

3. 企業宛が多く再配達が少ない

チャーター案件は、工場・倉庫・事務所などの法人(BtoB)が届け先となるケースが大半です。企業には荷物の受け取り担当者が常駐していることが多く、宅配便で最も頭を悩ませる「不在持ち戻り」や「再配達」が少ない傾向にあります。

「誰もいない」「インターホンを何度鳴らしても出てこない」「不在票を入れてまた出直し」――こうした宅配特有のストレスから解放されるのは、精神的な消耗を大幅に減らしてくれます。届ければ完了、という仕事のシンプルさが、チャーター案件の働きやすさを支えている大きな理由のひとつです。

補足
「必ず受け取り担当者がいる」とは限らず、現場によっては対応に時間がかかることもあります。しかし、宅配と比べれば再配達対応の頻度は大幅に少ない傾向があり、精神的な負担は確実に軽くなるといえるでしょう。

軽貨物のチャーター案件の2つのデメリット

良い面だけで判断すると、実際に稼働してから後悔することになりかねません。ここでは、チャーター案件で働く前に知っておきたいシビアな現実を2点お伝えします。

1. 突発的な依頼が多く、これ一本では収入が不安定になりやすい

チャーター案件の最大の弱点は、「いつ仕事が入るかわからない」突発性の高さです。

チャーター便は、荷主側の「自社のトラックが足りない」「急ぎで荷物を運びたい」「突発的に量が増えた」といった緊急・臨時のニーズに応える形で発生するケースが大半です。そのため、あらかじめ毎日コンスタントに仕事が入る案件ではありません。日によって1件も依頼がない日もあれば、急に複数の依頼が重なる日もあります。

そのため、チャーター案件だけで月のスケジュールを埋めようとすると、収入に大きな波が生じやすくなります。軽貨物で安定して稼いでいくためには、毎日確実に仕事が入る「定期案件」を土台として持ちながら、空き時間にチャーターを組み合わせるのが現実的な収入設計です。

2. 現場での「待機時間」が長引くことがある

大規模な倉庫や工場では、荷物の積み込みや荷下ろしを行うための「バース(積み降ろし場所)」が混雑していることがあります。前の車が作業を終えるまで、駐車場や構内で1〜2時間以上待たされる「バース待ち」が発生することも珍しくありません。

拘束時間のなかに待機時間が含まれるため、「動いていないのに時間だけ過ぎていく」という感覚になりがちです。結果として、予定していた帰宅時間がズレたり、次の案件のスケジュールが組みにくくなるといった問題が起きることもあります。

POINTバース待ちはドライバー側でコントロールできないため、ベテランでも発生します。余裕を持ったスケジュール設計を心がけることが、この問題への現実的な対応策です。

軽貨物のチャーター案件の探し方

「チャーター案件に挑戦したいけれど、どこで仕事を探せばいいかわからない」という方も多いでしょう。代表的な3つの方法を順に解説します。

1. 配送マッチングアプリを活用する

チャーター案件を探す入口として最も手軽なのが、配送マッチングアプリの活用です。

アプリに登録すると、荷主が公開している配送案件に自分で応募できる仕組みになっています。スマートフォン1台で案件の確認から受注まで完結するため、初心者でも今すぐ始めやすいのが特徴です。案件の種類も豊富で、チャーター便を含むさまざまな依頼が日々掲載されています。

ただし、案件の単価や条件は荷主によってまちまちで、自分で良し悪しを判断する必要があります。まずはアプリで案件の相場感や現場の流れを掴む「実地練習の場」として活用するとよいでしょう。

2. 委託会社に所属して案件を振ってもらう

法人の荷主と直接の取引関係を持つ運送会社と契約し、そこからチャーター案件を紹介してもらう方法です。安定した案件供給という点では、アプリよりも信頼性が高い傾向があります。

自分で荷主を探したり交渉したりする手間がかからず、会社がスケジュール調整や案件のマッチングをサポートしてくれるため、独立直後のドライバーにとっては心強い選択肢です。特に、荷主との直接取引を持つ運送会社ほど、質の高い案件を安定的に供給できる可能性があります。

POINT
会社選びの際は、どのような荷主と取引しているか・どんな案件を中心に扱っているかをしっかり確認するのがポイントです。

3. 地元の企業や工場へ直接営業する

ドライバーとしての経験と実績が積まれてきたら、地元の企業や工場に対して自ら営業をかけ、直接契約を取り付ける「直受け」を目指す方法もあります。

間に仲介者を挟まない分、報酬の取り分が大きくなる可能性があるのが最大のメリットです。ただし、荷主との交渉・契約・請求管理をすべて自分で行う必要があるため、ある程度の業務経験と営業スキルが求められます。いきなり直営業に挑戦するよりも、まずはアプリや委託会社で実績を積んでからステップアップするルートが現実的です。

軽貨物のチャーター案件に関するよくある質問(FAQ)

チャーター案件について「もう少し詳しく知りたい」という方に向けて、よく寄せられる疑問にお答えします。

Q. 初心者でもチャーター案件は受けられますか?

基本的な運転スキルと、ビジネスマナーが備わっていれば、初心者でもチャーター案件に挑戦できます。

宅配便のような「1日100件をこなす体力・スピード」は必要とされませんが、企業や工場への納品が多い分、時間厳守・丁寧な荷扱い・受け取り担当者への礼儀ある対応といった最低限のビジネスマナーは求められるでしょう。

「普通に社会人として働ける」という感覚があれば、特別なスキルがなくても対応できる案件が多く存在します。初めてのうちは、配送マッチングアプリで難易度の低い近距離案件から始め、現場の流れや企業納品のルールに慣れていくのがおすすめです。

Q. チャーター案件だけで毎月生活していけますか?

チャーター案件だけで安定した生活収入を確保するのは、現実的には難しい面があります。

デメリットの項目でも触れたとおり、チャーター便は荷主側の緊急・臨時ニーズで発生するケースが多く、毎日コンスタントに仕事が入る保証がありません。月の半分しか稼働できない日が続くと、収入が大きく落ち込む可能性があります。

専業として生活していくなら、まず「定期案件」を軸として月の収入を安定させましょう。そのうえでスポット的にチャーターを組み合わせるスタイルが現実的な王道です。チャーター案件は「定期案件の隙間を埋めてくれる、単価の高い副収入」として位置づけると、収入のバランスが取りやすくなります。

軽貨物チャーター案件の第一歩は土台作りから

チャーター案件は、宅配のような件数プレッシャーもなく、長距離ほどの体力的・時間的な消耗もない、バランスの良い働き方です。単価の高い案件が取れたときの達成感や、余裕を持ってスケジュールを組める働きやすさは、軽貨物ドライバーとして長く続けていくうえでの大きな魅力といえます。

一方で、収入を安定させるためには定期案件との組み合わせが不可欠です。「良質な定期案件を持ちながら、チャーターで上乗せしていく」という環境を最初から整えることが、スムーズなスタートへの近道です。

RAISEONでは、優良な案件を多数ご用意しており、未経験からでも安心して始められるサポート体制を整えています。チャーター案件への挑戦も含めて、軽貨物ドライバーとしてのキャリアを一緒に考えていきたいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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